2009年10月25日日曜日

iPhone情報整理術



現時点でAmazon在庫切れらしいので、楽天のリンクも貼っておきます。
iPhone情報整理術

3時間くらいで一気に読めました。
iPhoneは一通り使いこなしていると思っていたので、
そんなに新しい情報はないだろうとタカをくくっていましたが、
気になるところに付箋をつけつつ読んでいたら結構すごいことに。


GTDの基本についても書かれているので、GTD初心者の方にもオススメです。
この本でGTD始めてみて、興味が出てきたらストレスフリーの整理術を読むのもいいと思います。


とりあえず、以下、本を読み終わってから試そうと思ったこと。
・RTMのiPhoneアプリをカスタマイズしてみよう。
・Evernoteをもっと積極的に使ってみよう。
・RainbowNoteを使ってみよう。
・Macのアドレスブックを整理してみよう。
・Instapaperを使ってみよう。
・GoogleリーダーのTrends機能を使ってみよう。
・Xmarksを使いこなしてみよう。
・食べログを使ってみよう。
・WhiteNoiseを使ってみよう。

アプリの説明それぞれに、iPod touch で動くかどうかの○×がついているのも親切だと思いました。

2009年10月24日土曜日

いちばんやさしいPMBOKの本 & 国際標準プロジェクトマネジメント




きちんとPMBOK勉強しておこうと思って買いました。

PMP を目指す人とかはともかく、普通に開発プロジェクトに関わっている方は、「いちばんやさしい~」の方をきちんと通読、
「国際標準~」は机に置いておいて、必要な時に必要な部分を読む、というスタイルで十分なのではないでしょうか。
前者は3時間もあれば十分読めます。

PMBOKは古いとか日本にあわないとか批判的な声も聞きますが、基礎知識として概要くらいは知っておくべきだと思います。
おまけとして、
・アーンドバリュー
・ワークパッケージ
・アカウンタビリティ
・サンクコスト
・ステークホルダー
あたりの言葉は、比較的会話の中で使いやすいので、覚えておくと会議の席で頭良さそうに見えると思います。「そのやり方ではアカウンタビリティが十分ではないですねぇ。」とか。
うーん、嫌なやつと思われるかも。やっぱりだめか。


自分の覚え書きに、「国際標準~」の目次をつけておきます。
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目次:
第1章 PMとグローバル社会
1.1 PMと産業構造革新
1.2 政府機関でのリストラクチャリング
1.3 グローバルスタンダード
1.4 まとめ

第2章 PMの新潮流 - EVMS、FPI、CM -
2.1 プロジェクトマネジメントの守備範囲と新潮流
2.2 EVMS(1) - 進捗測定とアカウンタビリティ -
2.3 EVMS(2) - 発注視点からのプロジェクトマネジメント -
2.4 契約リスク・バランス化 - FPI -
2.5 アカウンタビリティの向上 - デザイン/ビルド(D/B)とコンストラクション・マネジメント(CM) -

第3章 PMで使われる概念とツール
3.1 プロジェクトマネジメントの概念
3.2 WBS(ワーク・ブレイクダウン・ストラクチャ)手法
3.3 プロジェクト予算
3.4 スケジューリング

第4章 PMのフェーズ・プロセス - インテグレーション(統合)・マネジメント -
4.1 プロジェクトの意志決定のしくみ
4.2 フェーズ・プロセス
4.3 コンセプト・フェーズ
4.4 プランニング・フェーズ
4.5 実施フェーズ
4.6 集結、ライフサイクル・フェーズ

第5章 PMBOKのマネジメント・プロセス
5.1 PMBOKについて
5.2 スコープ・マネジメント
5.3 タイム・マネジメントとコスト・マネジメント
5.4 クオリティ・マネジメント
5.5 リスクマネジメント
5.6 調達マネジメント
5.7 ヒューマン・リソース・マネジメント
5.8 コミュニケーション・マネジメント
5.9 まとめ

2009年10月22日木曜日

PowerShot S90が欲しい



なんでも、ISO12800などという、ものすごいモード(ローライトモード)があるらしい。
これまでは GRD2(昼用)、PowerShot G10(夜用)と使い分けてきたのですが、
G10の置き換えとして超魅力的。

以下、スペック比較。

----- S90
CCD 1/1.7 1040M
DIGIC4
レンズ 6.0-22.5(28-105) F2.0-4.9
ISO 80-3200 ローライトモード 12800
175g

----- G10
CCD 1/1.7 1470M
DIGIC4
レンズ 6.1-30.5(28-140) F2.8-F4.5
ISO 80-1600
350g

唯一負けてるのは望遠端のF値の落ち込みだけで、他はS90の勝ち。
なんといっても重さが半分(笑

欲しいなあ。
ソフマップの G10 買い取り価格は26000円かぁ… ぶつぶつ…

アサーティブ - 自己主張の技術



前に読んだ15秒でツカみ90秒でオトす アサーティブ交渉術とほとんど内容は同じですが、こっちは新書なのでちょっと安いです。
Amazonで1500円に足りないときについで買いするのにちょうどいい。

これも、机の脇に置いておいて、上司とうまくコミュニケーションがとれないときにパラパラとめくってみるのがよいと思います。即効性のある技がたくさん載っています。

理科系の作文技術



学生の時に一度読んだ本ですが、改めて買い直しました。
机の横に常備しておき、暇なときにパラパラめくると、今でもそれなりに発見があります。
よく意味のわからないメールが来たときに、なぜこのメールは意味がわからないのか
論理的に理解できるという便利な使い方もあります。

2009年10月6日火曜日

図で読み解く!ドラッカー理論


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本書で参考文献として取り上げられているのは以下の4冊です。
重要なところは一通り網羅されていると思います。
プロフェッショナルの条件
チェンジ・リーダーの条件
イノベーターの条件
ネクスト・ソサエティ


本書の目的は、
・ドラッカー理論をざっくりと解説する。
・「図解」のやり方と効用を理解する。
の2つ。

書の進め方としては、あるテーマを1枚の「図」でわかりやすく説明し、文章で足りないところや具体例を補う、という形になっています。

# 例えば、「起業家がとるべき4つの戦略」という項では、
# 総力戦略・ゲリラ戦略・顧客創造戦略・ニッチ戦略の4つの関係を図解した絵がまず
# 提示され、それぞれについて簡単に言葉で説明が加えられています。

図で簡略化・抽象化するのは、わかりやすい反面、自分の経験に照らし合わせて都合良く解釈することが可能なため、自分自身を変えるきっかけにはなりにくいと感じています。独りよがりにならないように、注意して読む必要があると思います。

この本をきっかけにして、参考文献にもあげられている4冊をじっくり読んでみる、というのが良いのではないでしょうか。

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以下、自分用覚え書き;
第1章「プロフェッショナルの肖像」から
「全員一致なら決定しない」

第2章「組織と個人」から
「ヒエラルキー型組織から情報型組織への移行と、コミュニケーションオフィサーとしての中間管理職の役割」

第5章「ネクスト・ソサエティを眺望する」から
「ベンチャー事業を既存事業の傘下に置いてはいけない」
本当にそう思う。これをやるとそれまでの苦労が一発で台無しになってしまいます。

2009年10月5日月曜日

「ファインマン物理学」を読む - 力学と熱力学を中心として



もう20年も前の話ですが、私、高校時代に「ご冗談でしょうファインマンさん」「困りますファインマンさん」(文庫になる前のやつ)に出会い、物理学者にあこがれて京大の理学部を受験し、見事に失敗した(泣)という過去を持ちます。
結果、滑り止めの名大情報に進学しコンピュータエンジニアとして現在に至るわけで、それはそれで面白かったと思いますが、今でも物理学は好きだったりします。
実験結果から仮説をたて、その仮説から理論を構築し、その理論をまた実験で検証していくという、ひらめきと努力との絶妙なバランス感覚が心地良いのだと思います。

ということで、この年になってあらためてファインマン物理学(高校時代は高くて買えなかった…)でも読んでみようかと思い、まずはリハビリがてらこの本から読んでみました。
原書をかみ砕いて易しく説明した本かと思っていたのですが、原書の内容について触れられている部分は予想よりも少なく、ファインマン先生の「人となり」などの話が結構多かったです。
というか、読者は原書(ファインマン物理学)を持っているという前提で書かれているため、この本だけだとおもしろさが半減します。この本と原書の両方をあわせて読むと良いと思います。
(ということで、ファインマン物理学も買うことにしました。5冊で2万円くらい。)

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「文化を創造する人々は、まず第一に自分で行動するのであり、他の人が何をやっているかには案外無関心である」という一節が残りました。

ファインマンさんは計算機科学の講義を行う際、専門論文を読みあさることはせず、主要な問題についてまず自分が納得いくまで考えてみることを第一としたそうです。

情報過多の時代になって、「それはもうXXがやってる」「それはXXだってXXに書いてあった」とか言いそうになりますが、まず自分の頭で考えてみるというのも大事かと。

楽天で ファインマン を探す

2009年10月2日金曜日

Snow Leopard 不具合(その3): コンテキストメニュープラグイン

正確には不具合ではなくて仕様変更なのですが、
64bit Cocoa アプリケーションではコンテキストメニュープラグインはサポートされないそうです。
ということで、Finder が 64bit で動くようになった Snow Leopard では、Finder からコンテキストメニュープラグインが使えません。

普段あまり意識しないのですが、AmDeleteDS_StoreCMXなんかは、たまに使いたくなることがあります。


Finder を 32bit で起動するという手も無くはないのですが、さすがにそれはあんまりなので、別の方法を調べてみました。

以下の Shortcuts というアプリを使うことで Finder から 32bit のコンテキストメニュープラグインを使うことが可能になります。


説明は以下から。
Abracode Shortcuts

ダウンロードは以下。
Contextual Menu Plugins for Mac OS X

基本的な設定だけなら超簡単。
アプリを起動して、以下の"ShortcutObserver Status" と"ShortcutObserver Login Startup"を ON にするだけです。ONにしたらアプリは終了してOK。


アプリを終了してもバックグラウンドで ShortcutObserver32 というプロセスが走っていて、そのプロセスからコンテキストメニュープラグインを kick してくれるようです。

2009年10月1日木曜日

Remember The Milk の Pro アカウント

円高なので海外から何か買ってみようシリーズその2。
Remember The Milk(以下RTM)の Pro アカウントを購入しました。年間$25。
10/1から1年間ということで、切りのいいタイミングでちょっと気持ちいいです。

これまでもタスク管理は RTM でざっくりやってましたが、iPhone と連携させようとするとどうしても Pro アカウントが必要になるのです。
(RTM 公式アプリや Appigo Todo は Pro アカウントでないと継続的に同期できない)

ついでに、と思って、前から欲しかった GTD 本も買ってみました。
週末にじっくり読む予定。