2010年2月20日土曜日

浜松ITカンファレンス2010

今日は浜松ITカンファレンス2010に行ってきました。おもしろかった。

内容については #hic2010 でほとんど網羅されているので詳しく書きませんが、
業界全体の俯瞰、注目すべき技術、エンジニアへの動機付け、すべてにバランスのとれた講演だったと思います。

まつもとゆきひろさんの講演にて、
「今は新しいことにチャレンジするコストが非常に下がっているから、98失敗しても残りの2で成功すれば十分だ。」というお話がありました。全くその通りだと思います。
コミュニケーション手段の発達で場所の制約は(それほど)無くなり、Amazon EC2に代表されるクラウドコンピューティングはサービスを立ち上げるコストを劇的に下げました。
まさにチャレンジする舞台は整っているといえます。

ところが、一方、大企業においては、やたらとコンプライアンスばかりが叫ばれて、必要以上にリスク回避することしか頭にないのもまた事実。
ちょっと業務に関係ないWebPageを見てるだけでいろいろ言われたりしていたら、新しいことにチャレンジする意欲もそがれてしまいます。
エンジニアの自主性を尊重しないことには、いい仕事はできません。

「ハッカー倫理」をどうマネジメントに生かせばいいのかを考えてみたいと思いました。