2011年10月30日日曜日

モレスキン 人生を入れる61の使い方



前著に続いて読んでみました。
いわゆる「仕事に役立つノート術」みたいな内容はほとんど無くて、旅日記だったり、子どもの成長記録だったり、マンホールの写真をひたすらコレクション(!)していたり、人生を充実させるために活用している例が多くインタビューされています。楽しめました。

手書きのノートの良いところって、それなりに劣化していくところだと思います。10年前に作ったWordのファイルはファイル作成日付を見ないといつ書いたものかわかりませんが、モレスキンなら見ただけで時間を感じることが出来ると思います。当時の気持ちや状況を、より鮮明に思い出せそうな気がします。

私自身も、最近急に個人的な記録は手書きで残したいと思うようになりました(年のせいかなぁ…)。来年からは日記も手書きで書くようにしようと思っています。

2011年10月29日土曜日

Consumerlization IT

ベンチャーでもお金をかけたほうがいいサービスやツールまとめ - ロケスタ社長日記 @kensuu
こういったツールってベンチャーに限らず大企業でも使えますよね。便利なモノは誰にとっても便利。個人向けやスモールビジネス向けに生まれたサービスが大企業向けにも広まっていくのは必然だと考えます。

ということで、「ITのコンシューマ化」「Consumerlization IT」は今後重要なキーワードになると思っているので、いくつか参考になったリンクをまとめておきます。

多分最初に IT のコンシューマ化という言葉を広めた記事と、その関連。
What the heck is IT consumerization? | News Blogs - CNET News

IT Consumerization | 遊ぶエンジニア

【レポート】今後はITのコンシューマ化が起こる - 米シトリックス CEO テンプルトン氏 | 経営 | マイコミジャーナル

コンシューマー化する企業IT――SAPの共同CEOが講演 - ITmedia エグゼクティブ

・ITコンシューマ化 — 止められない傾向
http://www.seagate.com/docs/pdf/ja-JP/corporate/seagate_view_it_consumerization_gen.pdf

・ABC2011sでの丸山先生の基調講演。
IT技術の「コンシューマ化」と そのインパクト
http://maruyama.cloud-market.jp/download/ABC2011Summer.pdf

セーラー「青墨(せいぼく)」&ハイエース ネオ

前回のエントリで書いたとおり、スーベレーン+純正ロイヤルブルーインクは、モレスキンに書くと滲み・裏写りが若干気になります。
インクを変えることで改善できないかと思い、まずは「ナノインク」で有名なセーラーの青墨を使ってみることにしました。このインクは、滲みにくく耐水性のある顔料系インクにもかかわらず、粒子をとても細かくすることで乾燥しても目詰まりしにくいというすごいインクです。
ただ、その分価格もすごくて、何と50mlの瓶が2100円もします(笑

目詰まりしにくいとはいえ、純正でない顔料系インクをスーベレーンにいきなり入れるのは怖かったので、お試しでセーラーの安い万年筆を購入して、そちらでしばらく使ってみることにしました。コンバータ込みで1600円くらい。インクより安いぞ。



楽天で 青墨 を探す

黒もあります → 楽天で 極黒 を探す

楽天で セーラー ハイエース ネオ を探す

開封。今回は Amazon で買いました。


インクのパッケージには、はっきり「セーラー製の万年筆以外には使用しないで下さい」と書いてありますね。


さて、約1000円の万年筆、いろんな色があるようですが限定品のスケルトンを購入してみました。なかなかどうして立派な質感です。数本買って赤とか青のインク入れて使うのも良さそうです。


コンバータは500円くらいでした。


モレスキンに試し書き。ハイエースネオのペン先はFという標記ですが、ペリカンのEFとほぼ同じ太さか、若干細いくらい。青墨をいれたハイエースネオは確かに滲みません。


裏写りのチェック。こちらも差ははっきりしてますね。確かに良さそうです。


しばらくこのまま使ってみて、そのうちスーベレーンにも青墨を入れてみようかと思ったのですが、実はその前にちょっと試したいことが出てきました。次号。

2011年10月22日土曜日

ペリカン スーベレーン M405

誕生日に以前から欲しかった万年筆を買いました。嬉しい。シルバートリムの青縞、ペン先はEFです。
(実は、9月に仕事で大きな動きがあったので、その記念でもあるのですが…)

もしペン先の太さが気に入らなかったら無料で1回だけペン先の交換をしてくれる、というサービスをやっている以下のお店で購入しました。(結局ペン先交換はしませんでしたが。)
あと、おまけでロイヤルブルーのインクを消すことのできる「Super Sheriff」っていうやつと、ロディアのNo.11をいただきました。


さて写真。きれいな紙の箱に入ってました。


化粧箱。インクとセットの大きい箱で届きました。


開けたところ。保証書のあたりがボケちゃってますね… もっと絞って写真撮れば良かった。


大きさ比較。上から、ラミー2000万年筆、ラミーsafari、M405。M405は他の2本より一回り小さめです。ただ、キャップをとった状態だとあまり大きさ変わらない感じ。


M405のペン先はロジウム装飾のされた14金です。ちなみにラミー2000のペン先も、銀色に見えますが14金。


まずロディアに試し書き。ラミー2000の万年筆はあいにく壊れてしまって書けない(泣)ので、代わりにローラーボールと比較してみました。線の太さはsafariのEFとほぼ同じ。インクフローはM405の方が多め。


今度はモレスキンに書いてみました。M405は滲みます("5"とか"EF"の横棒とかよくわかるかと)。やっぱりモレスキンとは相性良くない感じですね。


上のページを裏から見たところ。そんなに気になるほどでもないですがM405は裏写りしています。safariがそんなに裏写りしていないのはインクフローの差が出ているのでしょうか? インク変えたら改善するかな?


ということで、次回はインク探しの旅に出てみたいと思います。

楽天で ペリカン スーベレーン を探す

2011年10月9日日曜日

買った物いろいろ

なんかいろいろ買ったのでまとめてメモ。


[1] キングジム ショットノートS

メモ帳は、持ち歩くよりも行きそうな場所に置いておく方が便利だと思っているので、まとめて3冊購入して寝室とリビングと会社に置いておくことにしました。メール便送料込みで 820 円。
【限定特価】【メール便送料160円】【在庫あり】キングジム ショットノートS 9100 3冊セット 黒...


ロディアの11よりちょっと大きめ。


ということで、残念ながらロディアのカバーは流用できませんでした。うーん。



[2] 土屋鞄 セッション ネームケース & ロングストラップ

セッションシリーズ製造終了らしいので、前から欲しかったグレーを慌てて注文。すぐに売り切れちゃったみたい。両方で4500円也。

最終販売! セッション・ネームケース
最終販売! セッション・ロングストラップ


グレーというより、ちょっと緑がかった色に見えます。


裏に名刺やカードが挟めるのがいいですね。



[3] Sony Tablet S 用スリーブケース

バッファローのスリーブケース。純正のケースはとっても高いので、このあたりのケースがちょうどいいのでは無いでしょうか。Amazonで1800円弱。
楽天で Sony Tablet S スリーブケース を探す

パッケージはこんな感じ。液晶保護シートも1枚ついてきます。


内側は柔らかい素材なので傷の心配は無さそうです。


入れたところ。ピッタリ。



[4] Evernote ステッカー

Evernote が好きすぎてアメリカから送ってもらいました。以下から買えます。
トランク | Evernote Corporation
ステッカーパック2セット($5 x 2) + 送料 $1.82。円高なので800円くらいかな。

INTL MAILで届きました。


たくさん入ってます。何かのイベントの時に景品にしよう。



[5] カバンの中身A4

楽天で カバンの中身 A4 を探す

パッケージはこんな感じ。


開けたところ。


普段使っているカバン(土屋鞄のセッションメッセンジャー)に合わせたところ。デジカメと名刺入れの場所が決まったのに加えて、カバンに仕切りができたのが良いです。


とりあえず。

2011年10月2日日曜日

モレスキン 2012年 デイリーダイアリー ハードカバー 黒 ポケット



来年の日記帳。1日1ページのタイプです。無くなっちゃうと困るので早めに買っておきました。

ScanSnap S1100

Evernote を活用するようになってから、ロディアに書いたメモや名刺なんかも Evernote で管理したくなりました。
iPhoneのカメラで撮影して保存するという手もあるのですが、サイズが大きい紙だとそれも難しいし、何よりiPhone4のカメラは蛍光灯の下だとホワイトバランスがおかしくなって画面中央が青くなってしまうと言う問題があります。

ということで、資料取り込み用のスキャナScanSnap S1100を購入しました。ヤフオクで送料込み11000円。
ScanSnapシリーズには、これの他に最上位機種の S1500、中位機種の S1300 があるのですが、スペックの一番低い(その分安価で小型、持ち運びしやすい)機種を選択しました。

楽天で ScanSnap S1100 を探す

パッケージ。


アンボックス。保証書と取説とDVD-ROM。Mac/Windowsどちらでも使えます。


本体とUSBケーブル。


サイズ比較用にiPhoneと一緒に撮ってみました。小さいです。


こんな感じでカバーを開けて使います。



早速使ってみましたが、特に読み取り速度が遅いと言うこともなく、非常に快適に使えます。オフィスの大きな複合機だと、A4やB5などの決まったサイズ以外の書類をスキャンしようとすると「サイズがわかりません」というエラーで読み取れなかったりしますが、このスキャナはどんな大きさの書類でもその大きさできっちり読み取ってくれます。

惜しむらくは、別売りの専用ケースのお値段が高い(笑
希望小売価格で2980円もします。(Joshinで2590円で買いました。)
1000円くらいで売ってくれるとうれしいなぁ。

Evernote本2冊

Evernote自体は、3年くらい前に無料アカウントを取得してそれなりに使っていたのですが、
・DropBoxとの使い分けがいまいちよくわからなかった
・クライアントアプリのデキがいまいち(なんでタブを勝手にスペース5つに変換しちゃうんだろう…)
などの理由で、あまり真剣には使っていませんでした。

最近仕事が変わり、アイデアをまとめたり新しい企画を考えたりする仕事が増えたこともあり、いわゆる「知的生産」のツールとして活用しようと奮闘中です。

まずは活用法の整理をしようと、めぼしい本を買ってみました。
Evernote本はたくさん出ていますが、あまりに初歩的な内容が含まれているものは避け、中上級者向けの活用方法がしっかり書かれていそうな以下の2冊を購入。

[1] できるポケット+ Evernote活用編


全158ページ。2~3時間くらいで読めると思います。Evernoteの役に立つ使い方・面白い使い方が「レシピ」という形で80個ほど書かれています。
Evernoteに関しては、具体的な操作手順はWebで解答が得られることがほとんどなので、この本のようにEvernoteの使い方そのものよりも「何に使うと便利か」という着想が書かれている方が価値があると思います。
(逆に言えば、この本のポイントは「今まで知らなかった使い道に気がつくこと」なので、目次を立ち読みしちゃえば十分のような気もするのですが)

個人的には「幼稚園や学校のプリントを両親で共有」「FeedBurnerとの連携」辺りが新しかったです。

ちなみに、本を買うと書籍の内容をすべて収録した pdf がダウンロードできるので、ダウンロードして Evernote につっこんでおくと良いと思います。

[2] EVERNOTE「超」知的生産術


こっちは濃い。全319ページ。読み終わるのに2週間くらいかかりました。
一度読んで終わり、ではなくて、定期的に読み返したいと思う本です。

Evernoteの使い方というよりは、
・GTDについて
・書き留めるべき「着想」は、「!(ひらめき・思いつき)」と「?(疑問・問題点・不満)」の2種類である
・知識の引き出しを別々にしているとアイデアの創出を阻害する
・ゆるやかな分類が新しいアイデアを生む
・状況にあわせてタスクフォースを編成することが大切
・知的生産のモチベーションを維持する方法について
など、知的生産そのものを加速するにはどうしたらよいかという考え方が先にあり、それらを実現するためにはどう Evernote を使えば良いか、という順番で書かれています。

また、外部ツールとして、Googleアラート、メディアマーカー、Evernote sticky、MindMeister、Cacoo、Nozbe、Remember The Milk、あたりにも触れられていて役に立ちました。

時間がたっても古くならない内容が多いと思いますので、日々時間のあるときに読み返しながら少しずつ実践していくのが良いと思いました。