15秒でツカみ90秒でオトす アサーティブ交渉術

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読み始めた日: 2009-06-20
読み終わった日: 2009-06-21

そろそろファシリテーションのセミナーでも真面目に受けてみようかといろいろ調べていたところ、以下のJMAのページがヒットしました。
JMAマネジメントスクール | セミナー詳細
で、講師の大串さんってどんな方だろう、と思って調べたところ、本書が見つかった次第。

「アサーティブ」というのは、「自分と相手を対等な関係として捉える誠実な態度」みたいな意味でしょうか。
「7つの習慣」の「相手を尊重する力」にもつながるところがあるように思います。

確かに、必要以上にへりくだってしまうせいで、逆にコミュニケーションがうまくいかなくなる事って多い気がします。
プレゼンの冒頭、「つまらないお話かもしれませんがおつきあい下さい。」などと言われると、つまらない話ならするなよ、と思ってしまいます。「弊社の提案はきっと御社のお役に立てると思います」と言ってもらった方が気持ちいい。
「できれば、XXXしていただけると幸いです。」ってメールに書いてあると、本当にそうして欲しいのか、やらなくてもいいのかがわかりません。
「XXXまでにXXXして下さい。よろしくお願いします。」の方がずっとスムーズにコミュニケーションが進むと思います。

この本はこうした考え方や具体的なテクニックが書いてあります。

あと、一番気に入ったのは、プレゼンの最初に先に相手の質問したいことを聞いてしまう、というテクニック。一度使ってみようと思います。