2008年10月31日金曜日

NEC: 音声認識を使ったSaaS型議事録作成システム

音声認識を活用した会見録作成支援サービスをSaaSで提供(2008年10月31日): プレスリリース | NEC

これは良さそうですね。決算説明会というシチュエーションに特化することで認識精度も上がると思います。
橋頭堡を「決算説明会」に置き、うまくいったら他の分野にも広げていくという戦略でしょう。
iEXPO出張のおりに見学してくることにしたいと思います。

初音ミクもサーバーで動くようになったみたいですし、SaaSの波は止まりません。

SHOWCASE|Y2 PROJECT

次は SaaS 型「自動音声翻訳システム」でしょうか。ATRさんあたりでやらないかな?
有料で API 公開できれば、いろんなWeb会議に組み込まれると思います。

2008年10月30日木曜日

eneloop kairo




いつも在庫切れで買えない eneloop kairo ですが、今年のモデルは今のところ在庫があるようです。
ということで、Amazon(ポイント入れるといまのところたぶん最安値)で注文しました。

2008年10月28日火曜日

新規事業の立ち上げ方



読み始めた日: 2008-03-20
読み終わった日: 2008-10-21


今年の春ごろ出張中に立ち寄った本屋さんで何となく買った本ですが、
最近、新しい製品の企画を担当するにあたって、とっても役に立ってます。

特に、具体的な作業に入る前の体制作りの重要さが説明されていて、参考になりました。「自分ビジョン」をきちんと見つめてからスタートする、というのは新しい発見です。

実践編では、アンゾフのマトリックス、SWOT・VRIO・STPなどが、改めてきちんと整理されています。
企画やさんなら既知のツールたちですが、戦略全体の流れの中で説明されているので理解しやすくなっています。

自分にとっては必須の本。机に常備して必要に応じて見直そうと思います。

以下、章立てを抜粋しておきます。ご参考まで。

1) 体制を整える
自分と会社のビジョンのすりあわせ
開発チーム作り
ミッションステートメントの策定

2) 情報を揃える
自社リソースの精査
市場環境の分析

3) 事業を形作る
事業テーマの抽出
ビジネスモデルの構築
マーケティング戦略の立案
実行計画の策定

4) 事業を表現する
事業計画書の作成
プレゼンテーションの実施
事業化への橋渡し

2008年10月21日火曜日

HP12cによる ときめきひらめき金融数学



読み始めた日: 2008-10-20
読み終わった日: 2008-10-20

読み終わった、というか、一通り目を通しただけですが、とりあえず記録。

HPの電卓が好きです。
一日中プログラム書く仕事していた頃は、2進-10進-16進変換が簡単にできる HP-16c が欲しかったのですが、状態のいいものはオークションで5-10万円くらい。なかなか手が出ませんでした。

そうこうしているうちに、金融計算向けの HP 12c が復刻され、勇んで購入したのが1年くらい前。
しかし、四則演算以外はいまいち使い方がわからず、購入以来一度も使っていないキーがたくさん。そのうちに使用頻度がどんどん下がっていき、もったいないなぁと常々思っていたところ、この本が発売されました。
ちょっと高かったですが、勉強にと思って買ってみました。

で、感想。
最初にぱらぱらとめくったときは、正直失敗したかと思いました。
・HP-12c付属のマニュアルと同じような計算例がいくつか
・2000円を超える本とは思えない、素朴な組版・フォント・レイアウト
・コラムなどの遊びが一切無い、メリハリのない構成
題名こそ「ときめき」とありますが、すくなくともときめくような本ではないです。
大学時代の教科書を思い出しました。

とはいえ、ほっておくのももったいないので、(大学生に戻った気持ちで)最初から順番に読み出したら、これが意外とおもしろい。
本当に必要最小限の文章で、
(1) 計算する項目の説明
(2) その項目の具体例
(3) HP-12cでの計算方法
が順番にまとめられていて、確かに役に立ちそうです。

実際に全部計算しながらだと時間がかかるので、まずは上記の(1)(2)だけを最後まで通して読んでみるのがよいのではないでしょうか。
それらのうち、自分に興味のある項目については、実際に数値をいろいろ変えて計算してみるとおもしろいと思います。

参考のために大項目のキーワードだけ付けておきます。

・貨幣の時間価値
・預貯金(複利計算)
・短期金融市場(単利計算)
・住宅ローン/リース
・ゼロ・クーポン債
・利付債
・変動投資収益
・最終利回り
・利回り(内部収益率)
・資金調達コスト率
・名目利子率と実行利子率

まあ、でも、やっぱり「ときめき」はしないですねぇ。
タイトルとしては「金融数学の為のHP-12c実践マニュアル」くらいが適当なのではないかと思いました。

偽善エコロジー



読み始めた日: 2008-10-17
読み終わった日: 2008-10-17

私は、解決するのがとても難しい問題に対して、「とりあえずやれることからやってみよう」的な考え方で取り組むのが嫌いです。
それって、結局、小さな自己満足をすることによって、問題の本質から目を背けてしまい、逆に問題解決からは遠ざかってしまうような気がするからです。
できないことに対しての罪悪感を心に留めながら日々の生活を過ごす方が、実は問題解決の近道のような気がするからです。

なので、近年の「あなたの身近なところから取り組みましょう」的なエコ活動は、どうもしっくりきません。例えば、こまめに電気を消すよりも、どんどん電気を使ってもらい、儲かったお金を新エネルギーの研究に投資する方がよっぽど前向きだと思ってしまいます。

ということで、この本。読んでいてとてもすっきりしました。

レジ袋、ゴミの分別、日本のCO2削減運動、マイ箸、ツバルが沈む理由、リサイクル、狂牛病、その他その他…

これまで何となく怪しげに感じていた、でも大きな声では言えなかった事柄に対して、客観的なデータを提示することでこれまでの通説を明快に否定しています。
なにしろ、出だしから「エコバッグの方がレジ袋よりも環境負荷が高い」ですから。もう楽しくてしょうがない。

最後の章では、「じゃあ、私たちはどういう生活をすればよいのか」という問題提起に対しても、すばらしい答えが用意されています。

おもしろくて最後まで一気に読めました。おすすめです。
もちろん、この本に載っているデータも間違っているかもしれませんので、
読後の判断は個人個人で行う必要があるとは思いますが。

# 余談ですが、トヨタさんの「エコ替え」っつうのも、
# 本当に地球環境の事を考えたらツッコミどころ満載だと思うのですが、
# あそこまで利益追求の姿勢を見せてくれれば、逆に清々しいと思います。(イヤミでなく。)

# 更に穿った見方をすれば、
# 自動車が売れて景気が良くなれば、環境に関する研究への投資も増えるだろうし。

2008年10月12日日曜日

日本GP クビサ2位!!!

アロンソには追いつけませんでしたが、ライコネンを抑えきったのは見事!!!
最初から最後まで目が離せないレースでした。おもしろかった。

ということで、以下のミニカー、欲しい。買おっかな。

こっちは1/18。


こっちは1/43。

2008年10月7日火曜日

SWOT分析の進め方

会社でSWOT分析やろうと思って、
具体的なやり方をまとめたサイトがないかと思って探していたら、
とてもいいページを見つけたので覚え書き。

コンサルタントのノウハウをすべて公開!- 誰でもコンサルタント

SWOT分析の進め方をまとめた資料が、pdfでダウンロードできました。
内容もすばらしいです。