American Pie

読み始めた日: 2009-03-16
読み終わった日: 2009-03-23

平易な英語で辞書無しで読めると思います。
会社の昼休みに30分くらいずつ、1週間で読み終わりました。

改めて思うのですが、
単に英語の意味がわかって会話できるだけではなくて、
背景にある暗黙知を欧米の方々と共有できるようになりたいです。

日本人でも、「ぼけたらつっこむ」という行動様式を守れるかどうかで
その後の人間関係がスムーズに行くことが多いように、
欧米の方々とスムーズなコミュニケーションを取るために、文化的な背景を知っておきたいと思います。

この本では、アメリカ人がある事柄(映画のフレーズだったり、食べ物だったり、服装だったり)に対してどのような想いを持つことが多いかについて、エッセイ集の形式で書かれています。
一番面白かったのは、アメリカ人なら、以下のフレーズを聞くだけで、"it" と "he" が何のことだか、ほとんどの人が答えられるという話。
"If you build it, he will come."
こういう暗黙知が積み重なって、教育にも影響を与え、チャレンジすることが良しとされる雰囲気を産むのかと思いました。

惜しむらくは、分量が少ない点。
このようなエッセイを週1くらいで読めると嬉しいのですが。

無線LANポケットルータ

最近は泊まりの出張でもノートPC持って行かないことが多いです。
とはいえ、携帯だけでメールチェックするのはやっぱり大変。
iPod touch がホテルで WiFi に接続できると、かなり便利になります。

ということで、PLANEX の小型の WiFi ルーターを買ってみました。
最近のホテルの LAN は DHCP でアドレスとれることがほとんどなので、
そのようにあらかじめ設定しておけばつながるはずです。

今回購入したのは、とにかく小さいのがよいです。
以下は iPod touch との大きさ比較。


しっかし、安くなりましたねぇ…
Amazonで2500円切ってました。



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ガルビノカン

書斎用のゴミ箱です。Amazonで1260円。気に入ったのでもう一つ買おうかな。
ペン立てサイズの小さいのもあるようです。



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ヒロセLIONで777そろった!

-777ですが(笑
早速キャンペーンに応募しておきました。

最近はストップをATRで入れるようにしています。今回のポンドドルでは0.0270でトレール。
1.3900を切ってくると負けです。
さてどうなりますか。

軽車両を除く

今朝通勤時に思ったこと。

「軽車両を除く」の標識を外して、軽車両も含む場合だけ
「軽車両も含む」にしたら、コスト削減にならないだろうか?

PowerShot G10 用ネックストラップ(ARTISAN&ARTIST ACAM-104)

先日のエントリに書いたとおり、G10を落下させてしまいまして。
こりゃいかんと言うことでネックストラップ購入しました。

ARTISAN＆ARTISTのACAM-104。色はブラウンにしました。

きれいな箱に入ってます。


取り出したところ。


つけてみました。


満足。

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おまけなんですが、落下したときについたG10の傷、
手元にあった車用のタッチペンで塗ったらいい感じに目立たなくなりました。よかった。


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NO LINE ON THE HORIZON

Amazonで予約しておいた輸入盤が届きました。国内版より1000円安い。

# ソフトバンク?

服従の心理 アイヒマン実験

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読み始めた日: 2009-02-05
読み終わった日: 2009-03-02


「人間への刺激が記憶に与える影響を調べる」というウソ実験が舞台。
参加するのは、(本当の)被験者A、(サクラの)被験者B、実験指示者Cの3名です。

実験指示者Cは、被験者Aに対して、以下の指示を出します。
・Aは、Bに対して、言葉の記憶に関する問題を出す。
・出題後、Aは、Bが問題に誤答する度に、電気ショックを与える。
・出題と電気ショックは、Cが止めと言うまで繰り返す。

電気ショックの強さは、被験者Bが間違える度にどんどん強くするように指示されます。
果たして、このような状況で、AはどこまでひどいことをBに対して行うか、というのが実験の趣旨。

本の前半は、基本的な実験の説明と結果が淡々と語られ、「思ったよりも強いレベルまで電気ショックを与えるなぁ」くらいの感想しか無くて退屈なのですが、
後半になり、
・AとBの間に身体的接触を伴う(電気ショックを与える板にBの手を押しつける)
・Bがうめき声を上げる
・Bが女性になる
・Bが罰を要求する
・Cが別の人と交代する
・Cが2人になり、それぞれ別の指示を出す
・環境が実験室から普通の部屋に変わる
等のバリエーションが出てくると、俄然面白くなります。
(結果は書きませんので、興味のある方は是非読んでみてください。)

人間は、権威からの命令によって緊張が生じると、その緊張を解消しようとします。
緊張を解消するためには、権威の指示に従わず、関係を見直す(不服従)ことが最後の目的になるのですが、
実験の結果からは、
・否認(都合の悪いことを都合のいいように解釈する)
・ごまかし(指示に従うように見せて、指示とは異なることを行う)
・責任の放棄(自分に責任がないことを確認し、人のせいにする)
が良く見られ、
・不同意(賛成しないことの意思表明)
・不服従(権威との関係の見直し)
には至りにくいそうです。
また、権威にある人が無能であればあるほど、緊張はより大きくなるようです。
人間は、本来、如何に権威に弱いか、権威に服従しやすいのかがよくわかります。
(服従と同調の違いについても説明されています。)

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最後にちょっとだけ、ナチスドイツのユダヤ人迫害や、ベトナム戦争のソンミ村虐殺事件の話が出てきますが、
果たして、自分がその立場にいた場合、権力に抗ってでも人を傷つけないという選択ができたかどうか、自信がありません。
普通に会社で仕事している中でも、人のせいにしたり、都合のいいように解釈したりして、結果的に間違った行いをしていることが多々あると思います。
本文中でも、昇進というシステムは会社の中で服従を強める、とあります。

最後にあった、ハロルド・J・ラスキという人の、
「文明とは、何よりもまず、不必要な苦しみを人に与えないことを意味する。
この定義に従えば、無思慮に権威の命令に従う者は、文明人と自称することは許されない。」
という言葉が重かったです。なかなか私も文明人にはなれそうにありません。
でもそのことに気がついただけでも、この本を読んで良かったと思います。

PowerShot G10 落下(泣

ケースから出し入れしているうちに手が滑って…

幸い地面がそんなに固くなかったので、撮影に影響が出るようなダメージは無かったようですが、
ちょっと塗装がはがれたような傷が入っちゃいました(泣



うむむ、ハンドストラップでは不安ですね。
撮影するときはネックストラップで常に首からかけておいた方が良さそうです。

ということで、例によって付属品のストラップでは不満なので、ネックストラップ物色中。
アルティザン・アーティストのACAM-104あたりが第一候補。

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