2009年8月26日水曜日

ビッグバン宇宙論





サイモン・シンの本は、フェルマーの最終定理暗号解読に続いて3作目です。
全2作は文庫になっているようなので、これも文庫を待ってもよかったんですが、待ちきれなくなって買ってしまいました。お盆休みから2週間くらいで読了。

それぞれの時代に、それぞれのやり方で自説の正しさを証明しようとする姿勢がとてもリアルに書かれています。
上巻最初の地動説云々のところ、直接ビッグバンには関係ないようですが、
実験と理論を両輪として、宗教的・政治的な影響を受けずに科学を進歩させていくという今では当たり前の事柄も、その当時の科学者たちの努力がなければ実現できなかったということがよくわかります。

あーおもしろかった。

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