金持ち父さん貧乏父さん

読み始めた日: 2008-02-25
読み終わった日: 2008-03-07
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昨年の慶応ビジネススクールにて、「ホリエモンが一番好きな本」として紹介されてました。
分厚いですが、同じ事が何度も言葉を変えて書かれているので、厚さほどの内容は無いかもしれません。
しかし、逆に言うと、著者の熱いメッセージが何度も繰り返されることになるので、読み終わる頃には見事に洗脳されます。

簡単にまとめると、以下に集約されると思います。というか、これで全てのような気が。
・著者は、金持ち父さん(実の父親ではなく、友人の父親)の言うことを聞いて、お金持ちになった。
・自分のために働いてくれるお金(資産)を形成しないことには、金持ちにはなれない。
・一生雇われる身分から抜け出せないのは、新しい世界に足を踏み出す勇気がないからだ。


ちょっと前に読んだ、「お金は銀行に預けるな」と基本的なメッセージは同じですが、「金持ち…」の方はちょっとくらいの失敗は成功の為の糧である、失敗を経験しないと金持ちにはなれない、と説いていて、よりリスキーな人生を読者に歩ませようとします。
最初にこの本を読んで洗脳された人は、「お金は銀行に預けるな」を読んで、頭を冷やすのが良いかもしれません。

なかなか面白い本でした。同じ著者の別の本も読んでみようかと思います。
公式 Web(↓)にあるゲームも面白そうです。
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