2009年10月6日火曜日
図で読み解く!ドラッカー理論
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本書で参考文献として取り上げられているのは以下の4冊です。
重要なところは一通り網羅されていると思います。
・プロフェッショナルの条件
・チェンジ・リーダーの条件
・イノベーターの条件
・ネクスト・ソサエティ
本書の目的は、
・ドラッカー理論をざっくりと解説する。
・「図解」のやり方と効用を理解する。
の2つ。
書の進め方としては、あるテーマを1枚の「図」でわかりやすく説明し、文章で足りないところや具体例を補う、という形になっています。
# 例えば、「起業家がとるべき4つの戦略」という項では、
# 総力戦略・ゲリラ戦略・顧客創造戦略・ニッチ戦略の4つの関係を図解した絵がまず
# 提示され、それぞれについて簡単に言葉で説明が加えられています。
図で簡略化・抽象化するのは、わかりやすい反面、自分の経験に照らし合わせて都合良く解釈することが可能なため、自分自身を変えるきっかけにはなりにくいと感じています。独りよがりにならないように、注意して読む必要があると思います。
この本をきっかけにして、参考文献にもあげられている4冊をじっくり読んでみる、というのが良いのではないでしょうか。
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以下、自分用覚え書き;
第1章「プロフェッショナルの肖像」から
「全員一致なら決定しない」
第2章「組織と個人」から
「ヒエラルキー型組織から情報型組織への移行と、コミュニケーションオフィサーとしての中間管理職の役割」
第5章「ネクスト・ソサエティを眺望する」から
「ベンチャー事業を既存事業の傘下に置いてはいけない」
本当にそう思う。これをやるとそれまでの苦労が一発で台無しになってしまいます。
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