2009年10月24日土曜日

いちばんやさしいPMBOKの本 & 国際標準プロジェクトマネジメント




きちんとPMBOK勉強しておこうと思って買いました。

PMP を目指す人とかはともかく、普通に開発プロジェクトに関わっている方は、「いちばんやさしい~」の方をきちんと通読、
「国際標準~」は机に置いておいて、必要な時に必要な部分を読む、というスタイルで十分なのではないでしょうか。
前者は3時間もあれば十分読めます。

PMBOKは古いとか日本にあわないとか批判的な声も聞きますが、基礎知識として概要くらいは知っておくべきだと思います。
おまけとして、
・アーンドバリュー
・ワークパッケージ
・アカウンタビリティ
・サンクコスト
・ステークホルダー
あたりの言葉は、比較的会話の中で使いやすいので、覚えておくと会議の席で頭良さそうに見えると思います。「そのやり方ではアカウンタビリティが十分ではないですねぇ。」とか。
うーん、嫌なやつと思われるかも。やっぱりだめか。


自分の覚え書きに、「国際標準~」の目次をつけておきます。
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目次:
第1章 PMとグローバル社会
1.1 PMと産業構造革新
1.2 政府機関でのリストラクチャリング
1.3 グローバルスタンダード
1.4 まとめ

第2章 PMの新潮流 - EVMS、FPI、CM -
2.1 プロジェクトマネジメントの守備範囲と新潮流
2.2 EVMS(1) - 進捗測定とアカウンタビリティ -
2.3 EVMS(2) - 発注視点からのプロジェクトマネジメント -
2.4 契約リスク・バランス化 - FPI -
2.5 アカウンタビリティの向上 - デザイン/ビルド(D/B)とコンストラクション・マネジメント(CM) -

第3章 PMで使われる概念とツール
3.1 プロジェクトマネジメントの概念
3.2 WBS(ワーク・ブレイクダウン・ストラクチャ)手法
3.3 プロジェクト予算
3.4 スケジューリング

第4章 PMのフェーズ・プロセス - インテグレーション(統合)・マネジメント -
4.1 プロジェクトの意志決定のしくみ
4.2 フェーズ・プロセス
4.3 コンセプト・フェーズ
4.4 プランニング・フェーズ
4.5 実施フェーズ
4.6 集結、ライフサイクル・フェーズ

第5章 PMBOKのマネジメント・プロセス
5.1 PMBOKについて
5.2 スコープ・マネジメント
5.3 タイム・マネジメントとコスト・マネジメント
5.4 クオリティ・マネジメント
5.5 リスクマネジメント
5.6 調達マネジメント
5.7 ヒューマン・リソース・マネジメント
5.8 コミュニケーション・マネジメント
5.9 まとめ

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